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高校を卒業して7年ほど東京で暮らしていたのですが、上京していちばん驚いたのが人の多さと交通網の複雑さでした。
特に地下鉄は営団や都営などの路線が入り組んでいることや、地下道の分かりにくさと合わせて、まさに迷路のようでした。(もっとも一度理解してしまえばあんなに便利な乗り物もありませんでした、雨にも濡れないですしね) |
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本書の著者は大手地図会社二社の地図が、同じ場所で一方は地下鉄が交差し、もう一方の地図では交差していないことに疑問を持ち、その謎を探るうちに東京の地下をめぐる更に大きな謎にぶつかっていきます。
例えばそれは、戦前からある地下鉄は銀座線だけだとされているが本当にそれだけなのか、国会議事堂は誰が設計したのか、たった六十年前の建物なのに設計者が確定せず施工者も不祥なのは何故なのか、という謎を呼び寄せていきます。
分厚い本ですが、読み出すと思わず時間を忘れて読んでしまう一冊です。
帝都東京・隠された地下網の秘密
秋葉 俊 著 洋泉社 |